ドリチ考察~解析編~の巻
はじめに
みなさんこんばんは(●´ω`●)今日は前回の続き、ドリチ考察の解析編です。良かったら見ていってください。前回記事はこちら↓
結論
最適なドリチは用途によって変わります、適性はたぶん下図の感じです。
結果
解析の結果は下図の通りです。①流速と②ミスト拡散という観点で見てみましょう。
①流速
入力20m/sに対して逆テーパーと段絞りの流速が大きくなっていて、その他は大して変わりません。ホースで水まきのイメージですね、ホースを絞れば勢いよく水が出るのとおなじです。
②ミストの拡散
ドリチから出たミストの横方向への拡散を見てみましょう。拡散のしやすさは、テーパー>ストレート>逆テーパー=段絞り の順でした。これも感覚的にわかりますね。
考察
まずはテーパーから、特長はミスト拡散が大きい事ですね。ミストが拡散すれば濃度と温度が下がって、爆煙でもスムーズにVAPEできます。ヤカンからちょっと離れた湯気を吸いこめるのと同じです。クラウドチェイサーはテーパー先生に感謝しましょう。
次に逆テーパーと段絞りです。特徴はミスト流速が早くて拡散が小さい事ですね。経験的に味が出やすい事は分かっていますが、ここから推測です。私たちの匂いセンサーは結構口から遠いトコロにあります(下図参照)流速が早くて拡散の小さいミストなら、匂いセンサーに到達する匂い物質が増えてフレーバーを強く感じやすいのではないでしょうか。少ないミストを効率的に口の奥まで運ぶなら逆テーパーが適していると考えます。
最後にストレートです。これはテーパーと逆テーパーの中間ですね。流速も拡散もそこそこです。ビルド自由度が高い(ミスト量の調節幅が大きい)アトマに向くのではないでしょうか。
っていうダラダラした考察をまとめたのが一番上の図です。
さいごに
うーん、経験的に知ってた事の確認みたいな内容になっちゃいました。新発見!ってのは無かったかなぁ。もっと面白いことが書ければ良かったんだけど、期待してくれてた皆さんごめんね(/ω\)
それではみなさんごきげんよう!