VAPEエアフローの真相(たぶんw)
はじめに
エアフローについて私なりの結論が出ました。「最高のエアフロー=コイルを均一に冷却できるエアフロー」です。考え方自体はビルドにも役立つと思いますので、ぜひ読んでってください。
※①&②は普通の事を書いてるので詳しい方は飛ばしてください。
① 香料は熱に弱い
かき氷シロップって味は全部同じだけど、香料で味を錯覚させてる って聞いたことがあります。かき氷シロップとリキッドって似てると思いませんか?
リキッドの成分は基本的に4種類「PG・VG・香料・甘味料」。甘味はVGと甘味料で出していて、甘味以外は香料で出しています。つまり、私達がVAPEの味だと思っているモノ=匂いです。ここからが大事です。香料は熱に弱くて、高温にすると匂いが無くなっちゃいます。
② 味を出すなら低温で
香料は熱に弱いので、リキッドの味を最大限に引き出すには可能な限り低温で加熱しなければなりません。ここからは余談ですが、香料が溶けているPGの沸点は188℃。つまり188℃で出てくるミストが最も味の濃い状態です。
③ コイルの温度ムラ
ここからが本題です。今までの解析でコイルには冷却ムラがあることが分かっています。つまりコイルには温度ムラがあり、上記②と併せて考えるとコイルの中で味が出る所と出ない所が混在しているわけです。
④ 最高のエアフローとは
もう大体分かって頂けたと思いますが、味を出すには高温部を無くしちゃえば良いです。つまり、冷却ムラを無くせばいい ⇒ 「最高のエアフロー=コイルを均一に冷却できるエアフロー」です。
⑤ 最後に
考えれば色々と思い当たる事もあります。
RDAは両サイドから均一に冷やすから味良いのか・・・とか。
コイル位置で味が変わるのは冷却ムラのせいか・・・とか。
ホットスポット除去って温度ムラ無くす狙いもあるのか・・・とか。
人によって吸い込む流速違うからそりゃ味も変わるわな・・・とか。
MTLの方が流速遅いから均一に冷えるわな・・・とか。
コイルの中にエア通すaspire Cleitoって理にかなってるな・・・とか。
これまでの検証でVAPE沼の底が一つ見えた気がしますw
設計に織り込む大事な要素が1つ決まりました。次は何をやろうか楽しみです。
それでは最後まで読んでいただいてありがとうございました!